1/20ロータス102製作 – Vol.4


1/20ロータス102製作、前回はボディの修正まで完了しましたが、今回は塗装、そしてパーツの組立に入って行きます。


前回ホワイトサーフェーサーを吹いた各パーツを塗装する。使用するのは勿論、タミヤTS-34キャメルイエロー。尚この段階ではまだロールバーはボディに接着しないでおく。因みに写真右手前にある3枚のウィングエレメントの内1枚(真ん中)はロワー側になり、実際にはセミグロスブラックだった模様。後から一旦落として塗り直す事になってしまった。


これまでの99T~101に至るキャメルイエローのロータス達と異なり、この102ではフロントとリアの翼端板は裏側がカーボン地のままとなっているので、これに従ってセミグロスブラックに塗装しておく。


アンダートレイの内、両サイドのラジエータダクト内部は、前縁部分を除いてボディ同様キャメルイエローに塗装されていた様なので、その部分を予め吹いておく。


以前言及したが、キットのカウル後端部分を斜めに切り取り、アンダートレイ側に接着してしまう。更にこの部分は、1990年シーズン途中からカウルとアンダートレイの接続面が垂直になっていたものを、カウル状のパーツを使用して緩やかに整形している(パットマン・ディフューザーと同様の発想で、コークボトル部分の気流をスムーズにする狙いか?)ので、エポキシパテを使って後端のエッジ部分を除いて全体的に緩やかな面を構成する様に変更しておく。


塗装したボディからシンナーが抜けるのを待つ間に、エンジン/トランスミッション/リアサスペンション部分の組立。基本的にはマニュアルの指示に従ってベースキットのパーツを組み付けて行くだけだが、やはりここも事前の擦り合わせが必要。因みにロワアームのフロント側ピックアップポイント(赤○部分)は、アーム先端のスナップが入る部分のモールドが埋まってしまっているので、塗装前にドリルで開穴しておく必要がある。それ以外は特に問題無くベースキットのアーム類を使用して問題無くリアのアップライト組立までが終了する。


ところが、アンダートレイ中央に入っている固定用のガイドに完成したギアボックスのパーツ差し込んでみたところ、随分と右方向に曲がって取り付けられてしまう事が判明(ディフューザー側からみると、ギアボックス後端が左に寄っている)。この為、ガイドは前端部分を除いてむしり取った上で、エンジン/ギアボックスをアンダートレイに固定する際には、慎重に位置を調整する必要が出てしまった。


アンダートレイの塗装が完了した状態。中心に走っていたエンジン/ギアボックス固定用のガイドをむしり取った状態がお分かり頂けるか。またこの時に、ディスプレイケースに固定する為の穴を開けておく。

今回はここまで。次回はいよいよデカール貼付、そしてコクピット等の装備の工作に入ります。


– END –


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