去る11月6日(日)、横浜大桟橋で開催されたホビーフォーラム2016に参加して来ました。まずはご来場下さった方々、そして当Kettertingham Factoryのブースにお越し下さった方々に心より御礼申し上げます。
今年で3回目の参加となった訳ですが、今年は(風は強かったものの)天候にも恵まれ、昨年以上の来場者だったのではないかと思います。そして毎年当ブースに来場して下さる方々との再会、1970年代~1990年代のF1談義、カーモデル談義など、今年もとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。また自分は先立ってのリオ・パラリンピックで金メダルを獲得したアレックス・ザナルディ特集展示、そして同胞F氏は「空モノ」へ進出、1/48メッサーシュミットBf109G-6と旧ドイツ空軍使用のRevi12C射撃照準器(本物!)をディスプレイする等新たな試みも行い、今後へのモチベーションを更に高める事が出来ました。
[dounaga ozisanこと同胞F氏撮影による当ブースの様子]
[こちらはF氏の作品群。アマルガム1/8のロータス79が圧倒的存在感。]
これに懲りずまた来年もぜひ参加したいと思いますので、宜しくお願い致します。
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Ketteringham Factoryとして毎年唯一のお披露目の場、今年も来る11月6日(日)に横浜港大さん橋国際客船ターミナル内 大さん橋ホールにて開催される「ホビーフォーラム2016」に参加します。
今回はKetteringham Factoryとして3回目の参戦となる訳ですが、前年の2015年は諸事情により一部予定の作品を展示する事が出来ず、内容は寂しいものとなってしまいました。従って今年はそのリベンジを期すべく、例年足を運んでいたMotoGPの観戦も断念して(泣)フルスカッドでの参戦を目指し鋭意準備中です。展示内容はもうKetteringham Factoryの代名詞?とも言える1/12ロータス107を始めとするお馴染みの作品に加え、前年は残念な結果に終わったEBBRO 1/20ロータス72Eなど、またしてもロータスF1物ばかりのニッチなディスプレイとなる予定です。
そして今回は加えて先の投稿で触れました通り、先だってのリオ・パラリンピックで2大会連続の金メダルを獲得したアレックス・ザナルディの偉業達成を記念して、恐らく本邦唯一(笑)「アレックス・ザナルディ特集」を展開、幾つもの伝説のレースを生み出したCARTでのマシンの模型も展示する予定です。
また勿論、目を見張るクオリティの作品が所狭しと並ぶ他モデラー方々の出展ブース、そして掘り出し物満載の物販ブース等、カーモデルのみならずスケールモデルを愛する方々に満喫頂ける濃度抜群のイベントですので、是非当日は横浜大さん橋へ足を運んでみては如何でしょうか。そして当ブースへお越しの際は、是非カーモデル談義、そしてちょっとシニアな1970~90年代F1談義に花を咲かせたいと思いますので、是非お気軽にお声をお掛け下さい。
お越しをお待ちしております!
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写真:2008年10月25日、岡山国際サーキットで行われたWTCCのパドックにてサインを求めるファンに応じるザナルディ(写真は過去の投稿の使い回しでスミマセン…)。
9月14日〜16日に行われたリオデジャネイロ・パラリンピックにて、元ロータスF1ドライバーのアレックス・ザナルディ(本名:アレッサンドロ・ザナルディ)が14日の自転車ロード男子個人H5クラスタイムトライアルで金メダル、15日の同クラスロードレースでは銀メダル、そして16日(日本時間17日未明)の団体リレーで金メダルを獲得、リオでも金2、銀1の3メダルを獲得しました!
リオデジャネイロは20年前の1996年にCARTデビューわずか2戦目で初ポールポジションを獲得、そしてレース序盤にトップを走行してその存在を強烈にアピールした場所。当時のネルソン・ピケ・サーキット(ジャカレパグア・サーキット)は今回のオリンピック&パラリンピック会場となって跡形も無くなってしまいましたが、そのリオにハンドサイクル・レーサーとして帰って来たザナルディは14日のタイムトライアル(10km×2周=20km)では1周終了時にトリップ・スチュワート選手(オーストラリア)に20秒近い大差を付けられて3位だったものの2周目に追い上げて逆転、28分36秒81のタイムで優勝しロンドンの個人2冠に続き3つ目の金メダルを獲得しました。
そして、あのラウジッツでの両脚切断の大事故から丁度15年となった翌15日、10選手の出走で行われたレース(10km×4周=40km)では、3周終了時点まで9選手が1秒以内で争う展開となり、そして最終周のスパートでザナルディは前回2012年のロンドン・パラリンピックでザナルディに敗れて銀メダルだったエルンスト・ヴァン・ダイク選手(南アフリカ)の背後に付けて最終コーナーを立ち上がりましたが、今回はヴァン・ダイク選手がザナルディの追撃を振り切って優勝、ザナルディは0秒差での2位となり惜しくも2大会連続個人2冠達成は成りませんでした。
しかし、前回ロンドン大会で銀メダルに終わった団体戦でザナルディのイタリアは序盤にトップに浮上するとその後は2位のアメリカとの差をみるみる広げ、最終的に47秒の大差を付けて32分34秒のタイムで優勝、ザナルディはロンドン同様全ての種目で金または銀メダルを獲得、2大会で実に金4、銀2というメダルコレクター振りを見せました。
今回もこのザナルディの偉業に対して世界中のモータースポーツ関係者・ファンから称賛の嵐が巻き起こった訳ですが、まさに限界という言葉を知らないザナルディ、当然次の2020年東京大会でも53歳になる年齢をもモノともせずその雄姿を見せてくれるに違いありません。その日を心待ちにしたいと思います。そしてそれだけでなく、彼が以前口にしていたモータースポーツへの再挑戦、特にインディ500やデイトナ24時間への参戦が実現する事を楽しみにしています。
Ketteringham Factoryでは、来る11月6日(日)に横浜大桟橋で行われる「ホビーフォーラム2016」にて、この偉業を記念してザナルディがドライブしたマシンのモデルを幾つか展示したいと思います(「ホビーフォーラム2016」については後日改めて案内します)。
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気付いたら最後の更新からもう8か月、真冬の12月から真夏の8月になってしまいましたが、この間Ketteringham Factoryは実は本拠地移転&拡張工事(ただ自宅を引越して、部屋が広くなったってだけの話ですが)に取り組んでおり、この程ようやく工事完了し、活動再開に漕ぎ付けました。まずは長期中断しているEBBRO 1/20 Lotus72E製作の再開ですね。
しかし長い休眠の間にも世の中は歩みを続けている訳で、Ketteringham Factory的に幾つか嬉しい書籍やDVD発売のニュースも入っており、今回はその一つを紹介したいと思います。
【Lotus 79 Owners’ Workshop Manual】
知る人ぞ知る英国Haynes社の”Haynes Manual”シリーズに、何とロータス79が加わる事になりました!タイトルも「Lotus 79 Owners’ Workshop Manual」。既刊としてロータスF1だけでも 49(1967-1970)、72(1970-1975)、98T(&93T/94T/95T/97T)の3冊、それ以外にもF1ではフェラーリ、マクラーレン、ブラバム等、F1以外にもレーシングカーから市販車、果ては戦闘機や人工衛星まで!の「Owner’s Manual」と称した解説書(人工衛星のオーナーズマニュアルって…???)をリリースしている同社ですが、どんな内容になるのか今から楽しみです。個人的にJohn Tiplerの「Lotus 78 and 79 – The Ground-Effect Cars」を上回る、ロータス79関係書の最高傑作になるのではないかと期待しています。投稿時点で発売時期は未定ですがAmazonでは既に予約が始まっており、勿論自分は既にポチ済みです(笑)
しかしKetteringham Factoryが79の情報に飢えてグッドウッドやブランズハッチ、そしてラグナ・セカまで世界を飛び回って写真を撮りまくった頃から早18年。今では1/12や1/20の素晴らしいキットが数多くリリースされ、Tiplerの本やF1 Modeling等の雑誌でほぼその全容が判るまでになったなんて、夢のような時代になりました。個人的には本当に隔世の感があります。。。(実感)
勿論あの頃、情報が殆ど無かった時代の探究心と行動力が今のKetteringham Factoryの源になっている訳ですから、こうなればその情報をフルに生かして今後の作品作りに生かしていきたいものです。
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2015年11月8日(日)に横浜港大さん橋国際客船ターミナル内 大さん橋ホールで開催されるる「ホビーフォーラム2015」まで、ついにあと一週間を切りました。2回目となる今年はエントラント名も「Ketteringham Factory」となり、スペースも拡充して臨む事になりました。基本的に展示予定作品は昨年のラインナップに、2015年作品となるEBBRO 1/20のロータス72Eが加わる予定ですが、この他Ketteringham Factoryの活動成果?に関わるものを紹介していきたいと思います。
【展示予定作品】
・1/12 Lotus 107 / 1992年イギリスGP (スクラッチ)
・1/20 Lotus 72C / 1970年アメリカGP (エブロ/STUDIO27)
・1/20 Lotus 78 / 1977年日本GPインペリアルカラー (タミヤ/STUDIO27)
・1/20 Lotus 91 / 1982年ブラジルGP (STUDIO27)
・1/20 Lotus 100T / 1988年オーストラリアGP (モデラーズ)
・1/64 京商ロータスフォーミュラミニカーコレクション
Lotus72E×2、Lotus78×2、Lotus79×2、Lotus91、Lotus97T×2、Lotus98T
・1/20 Lotus 72E / 1973年フランスGP・1973年アメリカGP (エブロ)
この他にも、目を見張るクオリティの作品が所狭しと並ぶ他モデラー方々の出展ブース、そして掘り出し物満載の物販ブース等、カーモデルを愛する方々に満喫頂ける濃度抜群のイベントですので、是非当日は横浜大さん橋へ足を運んでみては如何でしょうか。そして当ブースへお越しの際は、是非カーモデル談義、そしてちょっとシニアな1970~90年代F1談義に花を咲かせたいと思いますので、是非お気軽にお声をお掛け下さい。
お越しをお待ちしております!
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かつてF1の歴史に伝説を刻んだチーム・ロータスのFマシンについて、その詳細、マシン考証、模型制作を通じて紹介します。