ロータス 72シリーズ製作、毎度お馴染みデカール比較検討72C編。
キットにはゴールドリーフのタバコロゴが入っていない事もあって過去に幾つかのメーカーからデカールが発売されていたが、現在流通しているのは香港のDecal PoolとMSM Creationの二つ。それに手持ちのエッフェアルテフィーチェと過去作で使ったTABU DESIGNのデカールを比較。
この中で文句無くベストなのはエッフェ。キット同様車体の白をデカールで再現したい人向けのパーツも含まれていて、最も重要なゴールドリーフロゴの形状が唯一正確、かつ下地の白が印刷されている物と透明の2種入っているサービス振り。但し(自分は使わないが)ドイツGP限定の「JOCHEN RINDT SHOW ‘70」の黄色ロゴのデザインがちょっと省略されているのが玉キズ。
続いてかつて最も流通していたTABU。印刷は安定のカルトグラフ品質、シャープさと白の隠蔽力、扱い易さは流石。ゴールドリーフの赤は濃い目、但し同社お馴染みの考証残念で中央のユニオンジャックがやや大きく、上下のGOLDとLEAF、TEAMとLOTUSの文字間に不自然なスペースが出来てしまっているのが何とも惜しまれる。
続いて恐らく現在最も入手し易いかも知れない Decal Pool。発色の鮮やかさと白の隠蔽力はまずまずだが、全体的にシャープさがイマイチでフォードのブルーオーバルはディティールが潰れている。そしてゴールドリーフロゴ中央のユニオンジャックがTABU以上に大きい。更にフロントノーズに入るLOTUS FORDの白文字が入っていないのと、ドライバー名の文字が大き過ぎるのも問題。
最後はMSM Creationだが、白の隠蔽力が見た目から弱く、これでは貼った時に下地の赤が透けてしまいそう。そしてあろう事か最も大事なゴールドリーフのロゴが一回り小さい。ちょっとコレ買ったらアカンやつだ(汗)
という事で、今回迷い無くエッフェを使用、2台あるので足りないモノは過去作で余ったジャンクから流用する事にする。
