ロータス107シリーズ製作 Vol.81


ロータス107シリーズ製作。難関だったTopStudioブレーキディスク工作も、何度かの失敗を経て工程が確立され、作業スピードも仕上がりもかなり向上して来た。
そこでいつか再度このパーツを使う時の為に、折角確立した工程をメモ。

1. ディスクを手で何度も触るとエッジの塗装が剥げる為、ディスクを爪楊枝に差し込んで固定。その上に予め上下貼り合わせた環状のエッチングとセンターの挽物パーツを置く(接着はしない)。センターのパーツは一見邪魔だが、コレを入れないとセンターがズレて修正が効かなくなるので必須。

2. 予めディスクに開けておいた穴に、3mm程度に切った0.3mm洋白線(付属のワイヤーは柔らか過ぎるので使わない)を8本挿し込み、極細ノズルを使って瞬着で固定する。この際くれぐれも外側のディスク表面に瞬着をこぼさない様に厳重注意(内側のエッチングは後で拭き取れるので大丈夫)。

3. 一旦ディスクを爪楊枝から外し、センターの挽物を外して付属の補助パーツを被せ、表面からはみ出た洋白線をニッパーでカットして長さを整える。

4. 補助パーツを外して320のペーパーで洋白線の切断面を平らにする。この際必ず写真の様にペーパーを下に、ディスクを上にして鉄粉の付着を避ける。また力を入れると固定した洋白線が外れてしまうので、あくまで軽く、ゆっくりと。

5. 再度ディスクを爪楊枝に固定。エッチングから切り出した外径1mm程度の極小ワッシャー(写真赤丸内)を洋白線の先端に瞬着を付けてから挿し込む。ワッシャーはピンセットで摘むと飛んで行ってしまう危険があるので、上手く指先に押し付けて挿し込んだ方がやり易いし、実際やってみるとそれ程難しくない。コレを8本分繰り返す。

6. 最後にエッチング表面にこぼれてしまった瞬着を極細綿棒&ツールクリーナーで拭き取って一丁上がり。

現在6枚完成。あと10枚… 汗


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