SHUNKO(俊光)1/20ロータス109製作記、その製作記第二回目は塗装編となります。
塗装前にボディパーツの加工を済ませておく。特に殆ど穴が開いていなかったインダクション部分だけはドリルで少し掘っておいた。
ボディ表面の仕上がりはプライベート系ガレージキットとしては良い方で、目立った気泡も見当たらない。勿論エッジ部分のシャープさとかは若干物足りないが、修正に時間を掛けるよりもここはサクサクと進めてしまう事に。一通り仕上げたらホワイトサフを掛けて塗装準備。
付属のデカールは一部黄色部分の塗り分けが塗装を前提に作られている。この為にマスキングが必要になるが手作業で曲線を描くのは大変。そこで一度デカールをスキャンしてAdobe Illustratorでトレース、これをマスキング用紙の上にレーザープリンターで出力。
これをカッターで切り抜いてマスキングシート完成。
白塗装を終えたボディにマスキングシートを貼る。実はデカールのパターンを全面的に信用してしまったのだが、後になってから塗り分けラインが実際と結構異なる場所に来てしまった事に気付いた。しかしその時にはもう遅かったので修正せずにそのまま押し通す事に。
こちらが黄色塗装を終えた状態。因みに塗料は白はタミヤスプレーのピュアホワイト、黄色はキット指定色になっているGSIのイエローFS13538ブルーエンジェルスカラー。
塗分け境界に若干の滲みがあるが、黒のピンストライプが入るのであまり気にしない事にする。
更に下部に黒を入れた状態。塗料はタミヤスプレーのブラック。面倒臭がりの自分は極力エアブラシを使わずにスプレー缶で済ませる派(笑)
ノーズ側からのクローズアップ。今にして思えばこの段階で明らかにノーズが長過ぎる事に気付くべきだったが、予想外の?出来の良さに悦に入ってしまい気付く事無くスルーしてしまう事に。因みにこの黄色部分は109登場当初はもっと狭く帯も細い状態だったが、イタリアGP以後塗り分けラインが変更されて帯が太くなり、見た目の印象が変わっている。しかしそれを差し引いてもこの黄色帯も太過ぎたか。
ボディのエッジ部分に出てしまった黒の滲みは乾燥後にコンパウンドでこそげ落とす事に。
と、ここまでは極めて順調に進んだ製作でしたが、この後様々な苦労に直面する事になろうとは想像しませんでした。。。
– END –