書籍紹介:GP Car Story – ロータス107・フォード


遅ればせながら、買いました。読みました。
印象的だったのはピーター・ライトがインタビューの最後に語っていた言葉、それは日本のエージェントの代表を務めていた方が、チーム解散後に自分に語ってくれた言葉と同じ言葉だった。
「ピラニア(他のチームのボス)たちに立ち向かうには、ピーター(・コリンズ:ロータス代表)は性格的に少し優しすぎたのかもしれない。」
カネと政治に塗れたF1の世界は、正直で誠実なコリンズの様な人物は生き延びる余地は無かったのかも知れない。でもその誠実さがあったからこそ、コリンズは1990年末にチャップマン家から崩壊したチーム・ロータスを譲り受ける事が出来たのであり、日本のスポンサーを沢山集める事が出来たのだろう。そしてその夢は4年で潰えたとは言え、チーム・ロータスはこのマシン共に最後の輝きを放つ事が出来た。
全ては過去の事になり、今ではもうそれで十分だと思えるようになった。私財を投げ打ち、人生を犠牲にしてチーム再建に取り組み、そして夢を見せてくれたコリンズとライト、二人のピーターとチーム・ロータスのドライバー、チームスタッフ、そして当時お世話になった日本のエージェントの方々には、改めて感謝したい。


ロータス107シリーズ製作 Vol.4


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ロータス107C製作、ちょっとだけ進展。
先日キャストしたパーツを使ってモノコック前部のサスペンション収納部を工作、そしてエポキシパテで隙間埋め。ついでに後部のモノコック短縮部分やコクピット両脇の補強部分もパテ盛り。またロールバー付根部分は、タミヤには珍しく必ずと言って良い程ヒケが発生しているので、ココもパテで充填する。


書籍紹介:Team Lotus


密林書店より本日到着。
FB友人Ibrar Malik監修のこの本、1982年末のコーリン・チャップマン没後、1989年末までのチーム・ロータスの凋落にスポットを当てた興味深い内容。ピーター・ライト、フランク・ダーニーといった当時のメンバー、そして20年来の友人であるAntony Hayesらのロータス研究家の協力によって作られた一冊。
ちょっと英語はハードそうだけど、頑張って読むぞ。
…因みに昨年3月に自分がKetteringham Hallを訪問した際に撮影した写真も3枚掲載されている。こういうメディアで自分の名前を見るのは初めてではないけど、小っ恥ずかしい笑
お値段3,508円でございます(宣伝)笑


ロータス107シリーズ製作 Vol.2


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ロータス107C/無限ホンダ製作
キットでは省略されているフロント周りの工作にトライ、なんとなくパーツを配置してみる。
無理を承知でやってみたけど、意外にイケるかも?と思って107や107B風にもしてみた。
107はモノショックだから大丈夫そうだけど、流石にアクティブの107Bは無理かな笑


かつてF1の歴史に伝説を刻んだチーム・ロータスのFマシンについて、その詳細、マシン考証、模型制作を通じて紹介します。